HOME » オーダーカーテンの基礎知識 » カーテンの高い断熱性の重要性について

カーテンの高い断熱性の重要性について

断熱カーテンとは?

断熱カーテン

断熱カーテンとは裏地が施されていることによって、そこに空気の層をつくり出し、熱を遮断するカーテンです。

寒い季節は窓ガラスが外気によって冷やされますので、その温度が部屋に伝わっていきますが、そうなることを防ぎ、部屋の中を暖かく保ってくれます。

とはいっても単なるカーテンでは?と思うかもしれませんが、今ある部屋の暖かさを保つのですから、実際に暖房効率に大きな影響を与えているのです

また、断熱以外にもさまざまな機能がありますので、部屋に合わせて最も適した製品を選べます。

実は異なる、"断熱"と"遮熱"

"断熱"カーテン、"遮熱"カーテン。一見すると同じもののように思いますが、実はその役割は大きく異なります。

断熱カーテンは前記した通り、部屋の中を冷やさないために、温かく保つために適しており、主に冬に活躍します。

一方遮熱カーテンは、太陽の光を跳ね返し、吸収しないことで部屋を涼しく保ちます。つまり、夏に使われるべきものです。

よって、断熱と遮熱カーテンは、寒い季節と暑い季節とで使い分けるのが理想的といえます。もっとも、断熱カーテンの中には遮光性も備えているもののあり、光を遮るので夏もかなりこの場合、涼しく保てるのです。

断熱カーテンの、断熱効果以外のメリット

断熱カーテンには、実は断熱以外にも以下のような様々なメリットがあります。

防音効果

小さなお子さんがいて、騒がしく、ご近所の目が気になる。外の音が気になって眠れないことがある。そんな場合も、断熱カーテンはおすすめです。

実は断熱カーテンは裏地があるため、通常のカーテンよりも高い防音効果があります。具体的には、踏切信号の音の場合、約50%、ピアノの音の場合、約60%、ジェット機の音の場合、約80%の防音効果があったのこと。ただ振動が伝わるような低音には効果はないようなので注意です。

遮光効果

朝の光を完全に遮断することでぐっすり眠りたいという場合も断熱カーテンはおすすめ。光を通すことなく、部屋を暗いままで保てます。遮光レベルには以下のように3段階ありますので、自分にとって最も良いレベルのカーテンを選ぶようにしましょう。

最も高い遮光率の第1級は、遮光率99.99%以上。この場合、部屋は真っ暗になりますので、暗くなくては眠れないという方には一番おすすめです。2級の遮光率は99.80%以上。

ほとんど光を通さないのですが、直射日光の場合はやはり光を通してしまいます。3級の遮光率は99.40%以上。うっすらとですが光は入ってきてしまいますから、顔はしっかり見え、表情まで分かってしまいます。朝日もこのカーテンを通して入ってしまうため、西日の差す寝室用としはおすすめしません。

数字にしてみると、ほんのわずかな違いですが、実際使い勝手がけっこう異なりますので、充分に検討の上で選ぶことをおすすめします。

結露防止になる

寒い季節になると窓ガラスに結露が見られることが多くなります。結露は水滴がつく部分を劣化させてしまい、カビの発生の原因にもなります。

断熱カーテンを使用することで、部屋の暖かい空気が窓に触れるのを避けられますので、結露を防ぐことが可能です。結露をふく手間も省けますので、忙しい方にもよいでしょう。

防災対策になる

これは実際にあったことですが、断熱カーテンを使用している場合、防災対策にもなり得ます。熱を通さないため、例えば隣家からの火災の炎を遮断して家の中を燃やさなかったという例もあるのです。

他にも病院内の火災では他の場所に引火することを防いで多くの入院感謝が危険にさらされずにすんだこともあります。

火災から命はもちろん、大切な家財を守るためにも意外にもカーテン選びは重要といえます。

断熱カーテンの種類

断熱カーテンは以下のように機能別に数種類あります。

遮光断熱

光を遮る遮光効果と断熱効果を持ち合わせたカーテンです。朝の光遮断してくれますので寝室に向いていますし、夏の直射日光を遮るので夏でも効果的。もちろん、冬にも適していますので、オールシーズン使いやすいといえます。

保温断熱

前記した遮光断熱よりさらに高い効果の望める種類。夏は涼しく、冬は温かく、冷暖房の効率が高まりますので省エネ効果も高いです。冷暖房の料金を抑えたい方におすすめできます。

非遮光断熱

光を遮ることのない断熱カーテン。カーテンをひいても、たくさんの光をとりこみたい場合お勧めです。部屋の仕切り用はこちらが適しているかもしれません

遮光1級カーテン

遮光効果が1級、つまり、一切光を通さず、部屋を真っ暗にできますので、西日が入りやすい寝室、夏には暑くて仕方がなくなってしまう部屋にはおすすめです。もちろん、断熱効果も高いので、部屋をより温かく保てます。

部屋に合わせた断熱カーテンの選び方

同じ断熱カーテンでもいくつかの種類がありますので、部屋ごとに適したものを選ぶことで快適に過ごすことが可能です。

リビング

リビングは、家族が最も長い時間くつろぐ場所ですので、こだわったデザインのもの、落ち着いた雰囲気のものなどがおすすめ。機能としては南向きの窓なら遮光、断熱性が共に高いもの、西向きなら遮光性を重視したもの、北向きなら断熱性のよいものを選ぶのがよいでしょう。

寝室

寝室の場合、ゆっくり睡眠をとるためにも、デザインばかりではなく、遮光性は大切なポイント。少なくとも遮光性2級以上を選びたいところ。一方で、朝の光で目覚めたい方ならあえて低めを選ぶのもありです。また、部屋を温かく、涼しく保つことは安眠につながりますので、断熱性も高いものが良いでしょう。

吹き抜けのある部屋

広々と気持ちの良い空間となる吹き抜けのある部屋。一方で、天井が高い分、冷暖房の効率が悪くなってしまいますので、このような部屋の場合は特に断熱性を重視してカーテンを選んでおくと良いでしょう

部屋の仕切り用

大きな部屋をカーテンで仕切る際にも断熱カーテンはおすすめ。単に仕切りというだけではなく、保温効果が大きいため、温かい空気を逃がさず、快適に過ごせます。

断熱カーテンは用途・部屋に合わせて選ぶ

断熱カーテンは、遮光断熱カーテン、保温断熱カーテン、非遮光断熱カーテン、遮光1級カーテンといったように種類は多岐にわたります。また、リビング、寝室といったように部屋によってかけるべきカーテンは変わってきます。

自分がなんの為に、どの部屋に断熱カーテンが必要なのかを、よく考え、適したカーテンを選びましょう。

あなたにおすすめのカーテンショップは?